見沼田んぼに50年ぶりに復元された「フナノ」
いつもの休日の散歩道にその「フナノ」はありました。藁で作った藁の保存庫とでもいいましょうか。昭和30年代までは見沼田んぼにもこのフナノはごく普通に米農家で作られていたとのことです。
今では、全くその姿を消し、見沼たんぼの活動グループである「見沼ファーム21」さんが約50年ぶりに復元させたものです。
畳、籠、屋根、肥料、家畜の餌など捨てるところがない無くてはならない貴重な資源だった稲藁もプラスチックの時代になり、使われなくなり、現代の誰もがその文化をわすれつつあります。
4年前からこの伝統文化を私たちに伝え、便利社会をもう一度見つめなおす機会を与えてくれている「見沼ファーム21」さんの活動を応援していきたいと思います。
(高さ3.3m横6.4m横2.5m 使用されている藁の量約9トン 使用されている田んぼの面積約9反(2700坪分))