キジの子育て
キジのヒナです。手前がメスで奥がオスの今春生まれたばかりのヒナです。朝露がついている稲を一生懸命背伸びして食べています。春から夏にかけては草木が生い茂り、キジも鳴かないことから見つけにくいですが、朝早くなら人目の目につくところにも出てきます。見沼田んぼのキジは農家の皆さんからすると収穫前の作物を食べてしまう害鳥のようです。特にスイカは大好物とか。なんとヘビも大好物。ヘビは農家の作物を食い荒らすネズミを食べてくれるので、ヘビは昔から農家から崇められ、軒下で飼っていたとのこと。昔に比べ、見沼田んぼのヘビが激減しているのは、このキジによるものだと、今朝の散歩でお会いした片柳に住む米農家の三浦さんからいろいろ教えていただきました。確かにあらゆる作物が栽培される見沼田んぼでスイカ。メロンはあまりみない。キジが原因かもしれません。でも、キジが住める貴重な環境が首都圏及び郊外に残されているのは多分ここだけかもしれません。キジと人間が安心して生活できる環境をいつまでも残していきたいと強く思う。